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セブンさんの独り言

ダイビングライセンス取得の前に・・・ちょっとした知識を身に着けよう

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スクーバダイビングを夢見て

スクーバダイビングは「器材」を使用して楽しむ海洋レジャー、アウトドアスポーツです。この記事を読んでいる方は、すでにダイバーか、丘ダイバー(Cカードは取得したけどそれっきり)、ダイビングに憧れる方か、それらはわかりませんが、何はともあれダイビングに興味を持っている方であると思います。

ダイビングをこれから始めようと思っている方は、きっとたくさんの夢を見て、想像を膨らませているかと思います。青い空、青い海、ビーチでベッドに寝そべって、仲間たちと「そろそろ潜るか?」「うん、潜っちゃおう」。海の中では自由自在に泳ぎ回り、カラフルな熱帯魚たちに囲まれる幸せなひとときを過ごし、夜は波の音を聞きながら月明かりの下で乾杯。そう、ダイビングは日常生活から解き放たれた「夢」の世界。

でも、ダイビングはスポーツです。人間が本来呼吸することが出来ない水の中で行う特殊スポーツです。世の中には色々なスポーツがあります。野球、サッカー、テニス、ラグビー、アメリカンフットボール、バスケット、バレーボール、ゴルフ、水泳、水球、シンクロナイズドスイミング、マラソン、バレエ、ダンス、スキー、スケート、スノーボード、フィギュアスケート等々、あげたらキリがありませんね。これらのスポーツで、一定レベルに達するには、どれくらい練習を積み重ねるのでしょう。個人差はあれども、どれもそう簡単には行かないものですね。学生時代に運動部で活動された方は懐かしいことでしょう、厳しい練習を日々積み重ねたあの放課後が。

ダイビングライセンスを取得するのは簡単です。でも水中で自由自在に動けるようになるには、練習を積み重ねなければ上達はしません。ある一定レベルまで上達するまでは、トレーニングの継続が必須になります。

 

ダイバーになるには

ダイバーになるには「エントリーレベル Cカード」を取得しなければなりません。「ダイビングライセンス」と一般的に呼ばれるものです。英語で Certification-Card と言います。一般的には Certification の頭文字の「C」をとって「Cカード」と呼んでいます。この「Cカード」を発行するのは民間団体です。なので正式には「ライセンス」ではなく「認定証」ということになります。しかし多くの人々が「ダイビングライセンス」として捉え、あまりにも一般的用語になっている為、多くのダイビングスクールでは、わかりやすいように「ダイビングライセンス」と表記しています。この「エントリーレベル Cカード」を取得するにはダイビングスクール、ダイビングショップ、個人インストラクター等による講習を受講して合格しなければなりません (学科及び筆記テスト、プール実習×1日、海洋実習×2日)。

エントリーレベル Cカード を取得

ダイバーとして本格的にダイビング活動をして行く入門編です。ダイバーとして生涯の基礎をこのコースで学びます。スクーバダイビングに関する知識、海のこと、器材のこと、実習で入る海の生物、生態系、地形。緊急時のトラブルへの対処、安全技術等を学びます。

エントリーレベル Cカード を取得して出来ること

インストラクターやガイドの引率無しで、実習で経験した海域(もしくはそれに似た海域)において、「バディ(相方)」で計画をしたダイビングを楽しむ事が出来ます。

世界中の海でダイビングを楽しめるCカード

ダイビングの知識が無い方は、どこでどうやってダイビングを始めたら良いのか、とても迷い悩むことと思います。知り合いにダイバーがいれば、相談することも出来ると思いますが、最終的に考えるのは費用の部分。でも、費用の話をする前に「Cカード」を取得するならば、「Cカード協議会加盟のダイビング指導団体」で取得しましょう。

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上記に紹介する「13社」のダイビング指導団体は、「世界の海でダイビングを楽しめる認定証」を発行出来る団体です。安心してスクールへ申込が出来るでしょう。

 

エントリー前段階カード

「エントリーレベル Cカード (ダイビングライセンス)」を取得する費用はスクールにより異なりますが、料金は「60,000~90,000円」です。日数はも3~4日間が必要になります。

どんなにダイビングをやりたくても、費用がそんなには出せない・・・。多忙な生活の中で短期間に講習を受講出来ないなど、色々な理由があると思います。スケジュールの調整は出来るので、やはり費用面でこのカードを選ぶ方がいることは間違いありません。

「時間や費用に余裕が無い方」の為に用意されたのが「エントリー前段階カード」です。プール半日、海洋一日、簡単な基礎学科、クイズ形式のテストを修了すればダイビングを楽しむことが出来ます。料金も「40,000~60,000円」程です。

エントリー前段階カードで出来ること

同じ指導団体のインストラクター、ダイブマスター監視下のもとでダイビングを楽しむ事が出来ます。

 

「エントリーレベル Cカード」と「エントリー前段階カード」の呼び名

私はNAUIという指導団体のインストラクターです。世界で最も歴史のあるダイビング指導団体で、そのカリキュラムはやはり大変良く出来た内容だと自負しています。ここではNAUIとPADIのカード名称をご紹介します。

NAUIのカード名称

スクーバダイバー   エントリーレベル Cカード (バディでダイビングが出来る)

パスポートダイバー  エントリー前段階カード (インストラクターなどの監視下でダイビングが出来る)

 

PADIのカード名称

オープンウォーター → エントリーレベル Cカード (バディでダイビングが出来る)

スクーバダイバー  → エントリー前段階カード (インストラクターなどの監視下でダイビングが出来る)

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このように「Cカード協議会加盟の指導団体」によって「カードの名称」が異なります。また指導団体によっては、より細かく段階が分かれるカードもあります。カード申請料は別料金設定が多く、その分費用もかかります。

詳しくはこちら▶NAUIスクーバダイバーコース

詳しくはこちら▶NAUIパスポートダイバープログラム

 

スクール講習の費用について

先ほども述べましたが、「エントリーレベル Cカード」の費用は「60,000~90,000円」。エントリー前段階 カードで費用は「45,000~60,000円」程です。

これらの料金の中には「含まれるもの」「含まれないもの」があります。しっかり説明を聞いてから申込をすると良いでしょう。

【よくある含まれるもの】

・教材費
・タンク(シリンダー)×必要本数
・ウエイト、ウエイトベルト
・学科講習費
・プール、海洋実習費

 

【よくある含まれないもの】

・カード申請料 (4,500~8,000円程)
・海への送迎費用 (人数割りなど)
・ダイビング器材のレンタル代金 (1日フルレンタルで12,000円程)

上記()内の金額はスクールにより全く異なります。スクールの運営努力により「全て込み」で開催しているスクールもあります。

【含まれないもの】

・各ご自宅から集合場所までの交通費
・各自の飲食費、嗜好品類。
・水着、サンダルなど個人が使用するもの。
・シャンプー類、タオル、日焼け止めなどのアメニティグッズ。

 

雰囲気やノリで申し込むのは、あなたの責任です。

多くのダイビングスクールでは「無料説明会」「資料無料送付」などを行っています。電話で問い合わせれば「まずはご来店下さい」と来店日時の約束をしてくれることでしょう。事務所スタイルのショップは「出張無料説明会」を行っているところもあります。ダイビングを始めたいと言うあなたの近所へ出向き、喫茶店などでコースの説明をしてくることでしょう。多くのダイビングショップスタッフは「夢の世界」を演出します。ダイビングへの「夢と憧れ」を抱いて話を聞きに来るあなたの気持ちを尊重し、「ダイビングの楽しさ、素晴らしさ」を語り、同時に「ダイビング厳しさ、ダイビングの危険」も教えてくれるでしょう。

40,000円以下で「全部込み」なんて料金は絶対にありえません!!

キャンペーン価格は信じないこと。まずは複数のダイビングスクールへ「問い合わせ」をしましょう。会う前にメールでしっかりやりとりをしまょう。「是非すぐにご来店下さい」と言われても「メールでやりとりをする事」が大切です。「申し訳ありませんが、メールですと店舗営業の妨げになり云々」と言われたら、そのスクールとは縁がなかったと考えましょう。

その日に申し込まないこと

何はともあれ大切なことなんです。その時のショップスタッフは素晴らしい笑顔と接客術で、あなたをその気にさせてくれると思います。約束の時間に店を訪ねれば、待ってましたと迎えてくれるでしょう。案内されたテーブルで「まずコチラに記入して下さ」と、用意された「ご来店記録」なるものへ気の許すままに書き込んで行きます (これって、個人情報なので拒否しても良いんです。でも、なかなかそんな雰囲気には行きませんけど)。そこから説明は約2時間ほどはかかることでしょう。コース内容、ダイビングのステップアップ、ファンダイビングツアー、リゾートダイビング、継続したダイビング活動など、それらをしっかり聞いたら「わかりました。お願いします」となって、そこから「申込書記入」。そして、ここで「落とし穴」が待っている事が多々あります。ここから「このコースは、フル器材購入の方のコースです。この料金で受講の場合は器材を購入して頂きます。もちろん講習中の器材レンタルは全て無料です」とか、「申込所記入」のあとに「入会金が20,000円になります」「年会費が15,000円になります」「カード申請料が別途です」「このキャンペーンコースの場合、次のステップアッププログラムの同時申込が必要で・・・」。

冗談ではなく、本当に未だこういう商法で営業しているダイビングスクールがあるんです。もちろん「スクール」とうたって営業しているわけですから「入会金や入校費」ってことになっちゃうんですけど。そしてメルマガやイベント情報お届けのための運営費として「年会費」。大手シッョプになれば、クレジットカード会社と提携して、クレジットカードに入会後、そのカードで器材や入会金、年会費のローンが組まれることも。こうなると「目に見えないお金」になってしまい、その場のノリと雰囲気に流されて、あれよあれよの「一晩で80万円の契約」なんてこともあるんです。

「夢を抱いて憧れて、ダイビングスクールのドアを開ける」。その時の気分は、なんだかとっても有頂天で、凄く浮足立っているんです。正常な判断が出来ないことがほとんど。
なので、「お話を聞かせて頂き・・・」とダイビングスクールさんへお礼の言葉を伝え、「もう少し考えてみます」とキチンと自分の気持ちを伝えることが大切です。「いまお申込み頂かないと、シーズンは大混雑でいつ開催出来るかム約束できませんよ」とか言われたら、それっきりで良いと思います。「どうぞゆっくりお考え下さい」と見送ってくれるスクールは普通にあります。慌てて申し込んではダメです。本当にそこのスクールが良いと思えば、後日申し込めば良いのですから。

ダイビング器材

ダイビングは専用器材に特化したスポーツです。自分自身の身体に適したものでなければ、不具合の原因になります。しかしダイビング器材は高価です。色々と考えてしまうでしょう。視力が良くない方は、「度付きマスク」を購入するか、「使い捨てコンタクトレンズ」を使用します。スーツ類に関しては、体系はひとそれぞれ。やはり自分にあったものが必要になります。ダイビングコンピュータは、最優先で購入しなければならない重要な器材です。水中での寒さを軽減させるフード。浮力装置(BC)や呼吸器具(レギュレータ、オクトパス、残圧系)。水中で方角を確認する為のコンパス、浮上時に「水面にダイバー浮上を伝えるフロート」、泳ぐ際に、ダイバーの足となるフィン。そしてグローブ、ブーツ。これらを収納するメッシュバック。ほかにも水中で釣り糸等に拘束されたときに使用する水中ナイフ。水中の洞穴などを観察する水中ライトなどがあります。これらはダイバーとして最低限所持することが推奨される器材です。一度にすべてを揃えるも良し。少しずつ買い足して行くのも良いでしょう。

ダイビング器材の購入は、スクールのインストラクターや先輩ダイバーたちと相談しながら購入すると良いでしょう。あなたの予算、大切なお金の使い方をキチンと理解して、サポートしてくれるダイビングスクールをどうぞお選び下さい。

ダイビング器材については、セブンWEB内の「ダイビング器材」を御覧下さい。

ちょっと「悪いショップ的な書き方」を一部ましたが、これは私がダイビングを始めた時に実際に私が経験したダイビングスクールの話です。私はそこでPADIオープンウォーターを取得しました。講習は西伊豆の大瀬崎でした。激安のダイビングライセンス取得料金につられ、話を聞き、定価でフル器材を購入して、88万円のローンを組んだんです。

でも、あの時フル器材を購入していたから、ダイビングを続ける事が出来たんですよ。そして下手なままが悔しくて、インストラクターになっちゃって、そのまま仕事になっちゃって・・・。

人生は何がどうなるかわかりませんが、あの時でダイビングを辞めていたら、きっとあのスクールは「悪徳」にるんです(とは言えども、2chとかでメチャクチャ言われてたとこですけど)。

この記事は私の実体験も交えて綴りましたので、ダイビングを始めようとお考えの方の参考になればなぁと思います。

 

横浜の方、近郊のエリアの方は セブンも候補にして下さいね~ キラキラヽ(゚◇゚ )ノ キラキラ

 

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