概要
このコースでは、NAUIダイブマスターとして、ダイバーたちをまとめ、ダイビング活動の手助けができるようになるための知識やスキルを身につけます。コースは水中での技術を身につける水中セッション、ダイブマスターに必要な知識を学ぶクラスルーム(CR)セッションで構成されています。ダイブマスターとして認定されると、頼れるダイビングリーダーとして、ダイバーたちを海の世界へ案内できるようになります。
また、NAUIアドバンスダイバーコースの一部のテーマを担当することができるほか、追加のコースに参加することで、NAUI CPR&First AidインストラクターやNAUIトライスクーバダイビングリーダー資格を取得できます。NAUIダイブマスターとして、ダイビングの楽しみをお客様に伝えることができるようになるためのコースです。
内容
- 必要器材は全て講習生が自分自身で所有するものでなければならない。
- レンタル器材での受講は不可能。
料金
- 講習費+テキスト代 132,000円(税込)
料金に含まれるもの
- NAUIダイブマスター教材セット(33,660円)
- 講習費(98,340円)
- 現地への送迎費
料金に含まれないもの
- ダイビング料金(10ダイブ以上)
- 申請料(税込6,600円)
- 集合地への交通費
- 飲食費
- NAUIメンバー登録料
- 年会費
- ダイブマスター損害賠償責任保険料
コース実施内容
水中セッション
水中セッションでは、NAUIダイブマスターに必要なスキルを身につける、海洋実習の「オープンウォーターセッション」とNAUIリーダーシップスキルを練習するプールでの「コンファインドウォーターセッション」があります。
オープンウォーター(OW)セッション(最低10回のOWダイブ)
オープンウォーターセッションでは、5つのテーマにもとづいて、NAUIインストラクターのデモンストレーションを見ながら、それぞれのダイビング活動でのNAUIダイブマスターとしての役割を身につけていきます。
OWセッションの5つのテーマ
1.ビーチダイビング
ビーチダイビングのブリーフィングや、エントリー/エギジットの際の監督方法、水中でのグループコントロールなどを身につけます。
2.ナイトダイビング
ナイトダイビングのブリーフィングや、エントリー/エギジットの際の監督方法、水中でのグループコントロールなどを身につけます。
3.ボートダイビング
ボートダイビングのブリーフィングや、エントリー/エギジットの際の監督方法、水中でのグループコントロールなどを身につけます。
4.アクシデントマネージメント
ダイビング活動中の事故の管理を適切に行うことができるように、レスキュー活動のグループコントロールなどを身につけます。
5.トライスクーバダイビング(体験ダイビング)のアシスト
トライスクーバダイビングにおいて(NAUIダイブマスターコースに参加している参加者がトライスクーバダイビングの参加者役を演じる)、水面・水中での引率などのアシスト技術を身につけます。
コンファインドウォーター(CW)セッション
CWセッションでは、NAUIリーダーシップコース共通技能を実施します。
クラスルーム(CR)セッション
CRセッションでは、ダイビングの計画やその実施、ガイドの方法、レスキューについての確認など、NAUIダイブマスターに必要な知識を身につけます。NAUIダイブマスターDVDやNAUIダイブマスターワークブックで事前にCRセッションの内容を予習することで、時間を有効に活用できます。
CRセッションの主な内容
参加者はリスクを最小限にとどめたオープンウォーターダイビングを、ダイブマスターとして組織し、実行するために必要な知識を身につけます。
CRでは、NAUIオリエンテーション、ダイブマスターの責任、ダイブマスターの法的義務、岸からのダイビング、緊急手順、ボートダイビング、ナイトダイビングと低視界ダイビング、オープンウォーターレスキュー、ディープダイビングと減圧ダイビング、水中環境、器材などの項目を学習します
NAUIリーダーシップコース共通技能の主な内容
400mの水泳・20分間の生存水泳・800mのスキンダイビング装備による水面移動・スキンディッチアンドリカバリー・スクーバリカバリー・スクーバダイバーレスキュー
コース参加条件
NAUIフィットプログラム修了の有効な資格とNAUIマスターダイバーの資格認定(2019年1月以降、新規にNAUIメンバー登録する場合は必要となります。)
NAUIリーダーシップコース共通参加条件を満たしていること。
コアスペシャルティ(レスキュースペシャルティを除く)のうち最低3種類の資格を有していること。
NAUI CPR&First Aidの有効資格
NAUIレスキューダイバーの資格認定
環境、水深、活動内容などが多様な25回以上のスクーバ潜水経験があること(ログ記録が必要です)。
※NAUIダイブマスターコースを修了して資格認定を受けるためには、上記のコース参加条件を満たしてからオープンウォーターにて30本以上のダイビングの経験を経ていることが必要となります。NAUIマスタースクーバダイバーの認定を受けている場合、この要件は免除され、NAUIダイブマスターコース修了とともに資格認定を受けることができます。
NAUIダイビングリーダー資格について
NAUIダイビングリーダー(NAUIインストラクター、NAUIダイブマスター、NAUIアシスタントインストラクター、NAUIスノーケリングリーダー)資格は、「沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例」(第6条)の定める「水難救助員の資格基準」を満たしています。
お申込み方法
- 下記フォームより必要事項をご入力の上送信してください。
- お電話でも大丈夫です(電話対応時間 13:00~20:00)。